こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。
今回は、前回に引き続き高齢者介護におけるコミュニケーションの取り方ということでふれあいの大切さについて自分の経験から思うことを書いてみたいと思います。
私は認知症の高齢者を介護するときに大切なのは相手に安心感を与えられるように努力することだと思っています。
例えば、会話をするときでも自分が言いたいことばかりを相手に押し付けるのではなくまずは聞き役に徹することで「話を聞いてくれる」という安心感を持ってもらえると思いますしそうすることで信頼関係が築けると思います。
そして会話と一緒に大切なのは適度なふれあいだと考えます。
前回の記事で
お年寄りと話をするときは正面から相手よりも低い目線で(上から目線はⅩ)笑顔でゆっくり適切な声の大きさで話をしなければいけません。
と書きましたが、上記の事に気を付けつつ軽く手を握ったり体に触れたりすることを私はしています。
それ以外にも、男性入居者さんには挨拶しながら握手をしたり何かお願いするときには「お願いします」の言葉と共にポンポンと体に触れたりしてコミュニケーションを図っています。
これは場合によっては気安い態度ととられてしまうかもしれませんが、私は有効な方法だと感じています。
例えば、目の不自由な人には実際に触れあい体温を感じてもらうことで安心していただくことが出来るのではと思います。
一つの例として、入院していた目の不自由な入居者さんが退院してきたときに手を握って「お帰りなさい○○さん」といった時にその方は「ああこの手だこの手だ」ととても喜んで手を握り返してくれました。
これはとても嬉しい体験でした。
それから定番ですが肩を揉んであげたりするのも喜んでくれます。
例えば何か嫌なことがあって機嫌が悪い入居者さんに「そんなに怒ったらだめですよ~」とか言いながら肩を揉んであげるとはじめは「何さやめなさいよ」なんて言いいながらも次第に機嫌が直っていき最後には「ありがとうねえ」と笑顔で言ってくれます。
ただし、1つ気を付けなくてはいけないのは体に触れられたり肩を揉まれたりするのを嫌がる方もいますからそういう方にはまた別のコミュニケーション方法を模索していかなくてはいけませんね。
と、そんな感じで介護職5年目の私の経験から高齢者介護のコミュニケーションの取り方について思っていることを書いてみましたが、忘れてはいけないのは相手は生身の人間だということです機械相手のようにマニュアルなんて役に立ちません。
楽しく会話をしながら、ふれあいながら、時には喧嘩もしながら信頼関係を築いていけたらと思い毎日仕事をしています。
それでは、今回はこの辺で
よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪
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