こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。
今回は、介護職をやっていて嬉しかったことについて書いてみたいと思います。
介護職を6年やってきて、今まで本当にたくさんの楽しかったりうれしかったりしたエピソードがあります。
まずは、日常の中で「ありがとう」と言ってもらえること、これがやっぱり1番うれしいです。
そして、機嫌が良いときの利用者さんに「あんたは良い男だ」と唐突に褒めてもらったり、「かわいい子だねえ」と頭を撫でてもらったりしたときもなんだか良い気分になってしまいます。
自宅で生活していたころ猫を飼っていたというおばあちゃんが、私を猫と間違えてあごのところをこちょこちょと撫でてくれたあと「あれ、あんたか?ミケかと思ったわ」と笑い、私もつられて笑ってといったこともありました。
何年も前にいらっしゃった利用者さんですでに亡くなられている方ですが、今思い出しても幸せな気分になってしまう出来事でした。
あとは、けがや病気などで入院していた利用者さんが元気になって帰って来てくれたときもうれしいですね。
認知症の方でも毎日一緒に過ごしているとちゃんと私のことは認識してくれますので、私の手を取って「ああ、よかったよかった帰ってきた」と喜んでくれた時は、特別にうれしかったです。
また、受診のため車で隣町の病院にいき施設に帰ってきたときに、「ああ良かった家に着いた」といってくれることもあり、そんな時は、「ちゃんと自分の家だと思ってもらえているんだ」とうれしくなってしまいます。
そして、これも数年前の話なのですが病気の状態が急に悪化し翌日退所し入院するという利用者さんがいて、たまたまその日の夜勤が私だったのですが。
血の混じった黒色の嘔吐を繰り返していたためその始末に追われながらも、空き時間にその利用者さんの体をさすりながら色々と話しかけていました。
すると、もう自力で動くことも声を出すことも出来ない状態のその利用者さんがゆっくりと自力で体を動かし「ありがとう」とか細い声で言いながら私の頭を撫でてくれました。
翌日、早朝にその利用者さんは病院に搬送され、数日後に亡くなられたのですが、あの時の感動というかなんというか言葉にならないような神聖な気持ちは今でも忘れることが出来ません。
思えばその利用者さんは、なんとなくですが私のことを気に入ってくれていたようで、他の職員に対して食事や服薬の拒否があったときも、私が対応すると素直に食べたり飲んだりしてくれましたしまだ少し話が出来たころは「男の子はかわいいなあ」と言ってくれたこともありました。
ですので、施設での最後の夜に私が夜勤だったのもやっぱりめぐり合わせというか縁があったのかなあと思っています。
そんなわけで、やっぱり自分はおじいちゃん、おばあちゃんのお世話をさせていただくのが好きなので、良いこともよくないこともありますが全部含めて介護の仕事が好きなんだなあと思いました。
あと、私が住んでいるまちはド田舎なので近所付き合いがわりとあり、私が介護の仕事をやっていることを知っている近所のお年寄りに「近くに○○さん(私)が住んでいるから安心だ」と言ってもらえるのもうれしかったりします。
なんだかんだ人って、人の役に立っている、頼りにされていると実感しながら毎日を過ごせるのが幸せなのかもしれませんね。
それでは、今回はこの辺で
よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪
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