介護 転職 40代未経験からの体験談ブログ

40代から未経験で介護職に転職して6年目のおっちゃんが介護職の体験談を綴ります。40代50代から初めて介護の仕事に就いてみたいと思っている方の参考にしていただければ幸いです。

認知症(高齢者)介護 服薬の拒否の対処法

こんにちは、介護職歴5年のTUSKです。

 

今回は、認知症(高齢者)介護における服薬を拒否された場合の対処法について私の経験を書いてみたいと思います。

 

服薬拒否の対応については介護の仕事では避けては通れない道であり、これは絶対に身につけなくてはいけない介護技術の1つだと思います。

 

前回の記事では、食事や水分を拒否された場合の対処法について話しましたが、例えば食事の場合ですと最悪「1食くらい食べなくたって死にはしない」くらいの気持ちで臨めますが(もちろん食事を食べないことが癖になってはいけないのでなるべく食べていただきますが)、薬については高齢者の命綱ともいえますのであの手この手を駆使してなんとか飲んでいただけるようにしています。

 

しかし、困ったことに服薬を拒否する方ってたいてい重い持病を患っている方だったりするので大事な薬の場合が多く飲んでいただく介護員側も必死です。

 

また持病を持っている方って1度に飲む薬の量が多かったりして飲むのが大変だったりするんですよね、実際「飲みたくない」と思う気持ちもわからなくはないです。

 

では、服薬の拒否があった場合ですがまずは一旦時間を置く、対応する人を変えるというのが1番簡単で効果的な方法です。

 

今は薬を「飲みたくない」という気持ちでも少し時間がたつと気分が変わったり「飲みたくない」と思っていたことを忘れてしまったりしますので割とすんなり飲んでもらえます。

 

特に「俺は(私は)健康だからいつも薬なんか飲んでいないぞ」といった理由で服薬を拒否する方にはこの方法で大体は飲んでいただけます。

 

これを飲んでいただくまで繰り返すというのが基本なのかなと思います。

 

中には、かなり無理やり気味に飲んでいただいたり、薬を砂糖水に混ぜて飲んでいただいたり、おかゆに混ぜて飲んでいただいたりという方法で服薬介助をする介護員もおりますが私はそのようなやり方はやってはいけないことだと思いますし、したことがありません。

 

無理に飲んでもらってもその場では良いかもしれませんが、後々不穏になってしまったり、余計頑なになってしまったり、そのことがきっかけでもっと服薬が嫌になってしまったりすると結局は後に自分自身も苦労することになりかねないと思うからです。

 

そして私の場合は、2度目3度目に声掛けをするときには、この薬は○○さんにとって大切な薬であること、しっかり薬を飲んでいつまでも元気でいてもらいたいということを真剣に話して飲んでいただくようにしています。

 

お説教くさくなるのではなく、子供が本当に親の健康を案じているという感じを出してお願いします。

 

「介護員は名俳優であれ」と言いますからね。

 

これで、たいていの場合は大丈夫なのですがもしそれでもかたくなに拒否された場合は、施設長や看護師に相談して指示を仰ぎます。

 

根本的にその薬の形態では飲むのが難しいという場合もありますしそのような場合はかかりつけの医師に相談して薬の形態を変更したり服薬ゼリーを使用するなどの対応が必要になってくるからです。

 

服薬介助は介護員の仕事の中でも命に係わる非常に重要な部分ですのでうまくいかないときは施設長や看護師や先輩職員に相談をして対応するのが1番大切なことだと思います。

 

あとは、普段から利用者さんとの人間関係を円滑にするように心がけ「この人のいうことだったら信用しよう」と思っていただけるようにしていくしかありませんね。

 

 

それでは、今回はこの辺で

よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪

 

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