こんにちは、介護職歴5年で現在派遣介護員のTUSKです。
今回は、夏の入浴介助の辛さについて書いて見たいと思います。
介護職できつい仕事、嫌な仕事としてよく挙げられるのが入浴介助だと思いますが、私自身は他人の身体をきれいに洗ってあげるのも好きですし、さっぱりして気持ち良さそうにしていたり、温かいお湯に浸かって気持ち良さそうにしている利用者さんを見ていると自分もなんだか気持ち良くなります。
しかし、真夏の入浴介助はとにかく酷暑との戦いになりますので何年やっていても嫌ですね。
まるでミストサウナの中で仕事をしている感じで全身汗だくで、メガネは汗でずり落ちてきてイライラするし最悪です。
高齢者は真夏であろうともちょっと風が当たると「寒い寒い」と大騒ぎしますので風呂場の窓を開けることは出来ません。
そんな中でも、利用者さんが転倒しないように細心の注意をはらわなくてはいけませんし、体調や持病によってお湯の熱さやお湯に浸かる時間にも気を配り、短期記憶障害がひどいかたとは、「まだ頭を洗っていないぞ!」「もう洗いましたよ〜」、「まだ身体を洗っていないぞ!」「もう洗いました!」とお約束のやり取りをエンドレスに繰り返し。
寒いからもっと温まりたいとなかなか湯船から出てくれない利用者さんをなだめすかしなんとか出てもらい、お風呂嫌いな利用者さんを口八丁手八丁で風呂場まで誘導して、脱衣場では汗だくになった利用者さんに服を着てもらうのも一苦労、と本当に戦争のような1日です。
特に男性職員や新人職員は利用者さんを抱えたりといった力仕事が多くなりがちなので肉体的にもきついです。
しかも、そんな中ですから当然ヒステリー上司の機嫌も最悪でキーキーと怒鳴り声も響き渡ります。
これが、この酷暑の中で行われるのですから介護職ってほんとに楽じゃないなあと毎回実感してしまいます。
冬は冬で、ヒートショック対策のための温度管理など気を付けなくてはいけないことがあって大変ですがやはり夏のほうが断然大変です。
でも、全員の入浴が終わったあとに風呂場の窓を全開にして風を通しながら風呂場の壁や鏡をスポンジで磨いたり、お湯の無くなった湯船に入ってきれいに磨いたり、デッキブラシで床をピカピカに磨いたりと風呂掃除をするのは結構気持ち良くて好きなんですよね〜。
でも早く涼しくなってほしいですね。
それでは、今回はこの辺で
よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪
◆転職するなら