こんにちは、40代から未経験で介護職に転職し6年目のTUSKです。
今回は、介護職に就いていた方が復職する際に、必要な費用を貸してくれる「介護人材再就職準備金貸付制度」という制度を紹介したいと思います。
介護人材再就職準備金貸付制度を利用すると最大で40万円無利子で借りることができます。また、介護職員として2年間継続して勤務をすると、返済を全額免除してくれます。
しかし誰でも貸付制度を利用できるわけではなく、以下の条件を満たさなければいけません。
介護人材再就職準備金貸付制度の貸付条件
①介護職として1年以上勤務したことがある(勤務期間は180日以上、非常勤でも可)
②介護福祉士の資格を持っている。
実務者研修または介護職員初任者研修を修了している。
(廃止されている介護職員基礎研修、1級課程、2級課程の場合も可)
③介護サービス事業所・施設に介護職員として再就職した。
再就職準備金貸付制度ですが何度も利用できるわけではなく、1人につき1回です!
介護サービス事業所・施設ですが、対象となるのは、施設サービス、訪問サービス、通所サービスなどです。障害者福祉サービスは介護サービス事業所の対象外なので注意しましょう。
細かい貸付条件は都道府県によって異なるので、お住まいの社会福祉協議会のホームページを確認してください。
また再就職準備金の用途ですが、以下のようなことに使用できます。
通勤用の自転車、バイクの購入
就職先で使用する靴やバックの購入
就職先に引っ越す費用(敷金、礼金など)
上記に書いたものはあくまで例なので、再就職の準備として必要なものであれば、ほとんど使用できます。
次に、離職してから再就職準備金貸付までの流れを説明していきます。
再就職準備金貸付までの流れ
➀離職後、都道府県福祉人材センターに郵送またはfaxで申し込みを行います。都道府県によっては人材センターに直接行かなければならない場合もあります。
➁再就職内定後「貸付申込書(連帯保証人用も必要)、実務経験証明書、資格証明書の写し、従事日数内訳書、住民票」などを都道府県福祉人材センターに提出します。
③従事開始後、再就職届を都道府県福祉人材センターに提出します。
④社会福祉議会が提出書類の確認後、貸付の可否をおこないます。
⑤貸付金が交付されます。
再就職準備金貸付が決定されるまでの流れは、各都道府県によってかなり異なってきます。
多くの都道府県で連帯保証人の書類が必要なので、あらかじめ連帯保証人になってもらう人を決めておきましょう。
また、各書類も提出期限がありますので、しっかり確認しておいてください。
介護職に復職する際に折角良い職場が見つかったのに自宅から遠かったりして通勤が難しく諦めなくてはいけないなどの場合、通勤手段や引っ越し費用などの補助が受けられる制度があるのは助かりますね。
また、介護職員として2年間継続すると返済を全額免除してくれるというのも頑張って仕事を続ける為のモチベーションに繋がるのかと思います。
それでは、今回はこの辺で
よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪
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