介護 転職 40代未経験からの体験談ブログ

40代から未経験で介護職に転職して6年目のおっちゃんが介護職の体験談を綴ります。40代50代から初めて介護の仕事に就いてみたいと思っている方の参考にしていただければ幸いです。

介護職 利用者からの暴力・暴言・セクハラへの対応について

こんにちは、40代から未経験で介護職に転職たTUSKです。

 

今回は、介護職の利用者からの暴力・暴言・セクハラへの対応についてという事について書いてみたいと思います。

 

介護の仕事に就いている人で利用者からの暴力・暴言・セクハラを受けたことがある、またはそのような場面に遭遇したことがあるという人は多いと思います。

 

度々お話していますが介護職は人相手の仕事です。

 

なのでそのようなトラブルが起きる可能性は高いです。

 

利用者さんの中にも元々の性格が乱暴であったり、または認知症の症状による場合もありますし、まだ施設に慣れていなかったり何か身体の不調があって不安感から他人に強くあたってしまうというパターンもあるかもしれません。

 

また、昔の人の考え方で男尊女卑が強かったり、嫁や子供世代への当たりが強かったりという事もあります。

 

あとセクハラに関してもやはり元々性欲が強い(簡単にいうと助平な)人もいれば、認知症の周辺症状による問題行動が性的な部分に出てしまうという場合もあります。

 

以上のような様々な原因から起こる暴力・暴言・セクハラ行為に介護員はそれが仕事なんだから、相手は病気なんだからとひたすら我慢しなければいけないのか?

 

それは間違った考えだと断言します。

 

例えば、利用者さんがまだ施設に慣れていなかったり何か身体の不調があったりして不安感から乱暴な行動を取ってしまうという場合は、施設に慣れたり、体調が回復したりして原因が取り除かれれば落ち着くという事もあります。

 

そういった場合は、他の利用者や職員に危険が無い事が大前提ですが少しの間は我慢して様子を見るというのが現実的な対処法なのかもしれません。

 

しかし、そうではない場合は話が違ってきます。

 

職員側は、まずは「自分のケアのやり方が悪い」などと1人で抱え込まない。

 

利用者から暴力・暴言・セクハラなどを受けた場合は、まず距離を取る、時間を置く、刺激しない、そして上司に相談する。

 

これが基本です。

 

そこで「相手は認知症なんだから我慢しなさい!」なんて叱責されてしまうような施設であればすぐに辞めたほうが良いですね。

 

または、労基に総合労働相談コーナーという部門があり、職場での暴力・セクハラ・パワハラなどの相談が出来ますのでそこで相談してみるのもひとつの手段です。

 

仮に利用者が狂気を持って暴れたり職員がケガをしたり命の危険を感じるような事があれば例外的な措置として身体拘束が認められる場合もありますし、最悪は110番という事もありえます。

 

施設側はこのような最悪の事態になる前に事前に対応を話し合い職員にも暴力的な利用者への対応方法を周知しておく必要があると思います。

 

私が働いている施設では基本的に暴力的であったりセクハラの兆候がある利用者はすぐに家族と連絡をとり実際に利用者の様子を見てもらい「こういう状態なら仕方ない」と納得していただいた上で退所していただくという方法をとっています。

 

介護員は奴隷ではありません。

 

また人格を捨ててまで利用者に尽くすのが介護の仕事ではありませんので、まずは自分を守る為の行動を取るのが大事なのではと私的には思います。

 

 

それでは、今回はこの辺で

よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪

 

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