こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。
今回は、短気な人や怒りっぽい人は介護職には向いていないのか?という事について書いてみたいと思います。
介護の仕事、特に高齢者介護の場合、仕事の大半は待つことや利用者さんに安心して過ごしてもらうために優しく接するという事が必要になります。
ですので、短気・せっかちな人やすぐにイライラしたり怒りっぽい性格の人は介護職には向いていないといえるかもしれませんね。
高齢の為に行動がゆっくりになりがちな利用者さんにイラつき「早くして!」など乱暴な声掛けをしたり
認知症状の為じっと座っている事が出来ずに立ち上がろうとしている利用者さんに「黙って座ってて!」などと言ったり
イライラがあからさまに顔に出たり、「バタン!」と大きな音を立ててドアを閉めたりなど態度にあらわれてしまったり
これでは当然利用者さんを怖がらせてしまいますね。
ではそのような性格の人は介護職に就くことが出来ないのかといえば実はそうでもなかったりします。
例えば、短気・せっかちな人の場合は利用者さんへの対応は苦手だったとしても調理や掃除洗濯などの業務は素早くテキパキとこなすのでその点では評価が高かったりします。
また利用者さんの行動を待てなくてイライラするというのもやってるうちに慣れて待てるようになってくるという場合も多いです。
ゆっくりというのが高齢者のデフォルトだと理解しそれに寄り添うのが自分の仕事なのだと割り切れば段々とイライラもしなくなりますよ。
まあ、どうしても慣れる事が出来ない人はすぐに辞めてしまうという事になりますが性格的な問題で仕事に馴染めなくてすぐに辞める人はどの業界でも一定数はいるかと思いますのでそれは仕方ありませんよね。
私自身はどちらかというと短気なほうだと自分でも思っており、介護の仕事を始めたばかりの頃はイライラが表情にあらわれていたようで、よく上司に「カッときたときはすぐに次の行動をしないで頭の中で6秒数えなさい」と教えられました。
何でも人間の怒りのピークは6秒間で、それを過ぎると段々怒りは治まってくるとの事です。
確かにその通りにしていくうちにイライラを抑えられるようになっていき段々利用者さんのゆっくりとしたペースに合わせられるようになっていきました。
また、新人時代に自分の言う事をなかなか利用者さんに聞いてもらえずイライラしてしまったという時に先輩職員がさりげなく対応を変わってくれるという場面が何度かありました。
実際にそういう体験があったので今ではその頃の自分のように利用者さんに振り回され困っていたりイライラしている新人職員をさりげなくサポート出来るようにもなりました。
以上のように短気な人や怒りっぽくて介護職には向かない性格の人でも周りのサポートがあれば仕事を長く続ける事は可能なのかなと思います。
逆にそのようなサポート体制がちゃんと出来ていないためにどんどんイライラやストレスが溜まってしまうような職場にはこちらから見切りをつけてさっさと自分に合った職場を探したほうが介護職を長く続ける為には良いのかもしれませんね。
それでは、今回はこの辺で
よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪
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