介護 転職 40代未経験からの体験談ブログ

40代から未経験で介護職に転職して6年目のおっちゃんが介護職の体験談を綴ります。40代50代から初めて介護の仕事に就いてみたいと思っている方の参考にしていただければ幸いです。

介護職に向いてる人の特徴と長続きするために気を付けるべき点とは

こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。


今回は、「介護職に向いている」と思う人について書いてみようと思います。

こういう人は介護職に向いていると思う人の特徴を一応私の経験からまとめてみますと

まずは


体力があって元気がいい人


一言でいうとこれに尽きるかもしれません。


介護の仕事は、広い施設内を1日中所狭しと走り回り、時には重たいものを持ったり、入居者さんを抱えたりといった力仕事もあったりしますし、夜勤となると長時間の勤務になりますのでやはり体力が無いよりはあったほうが良いです。

もちろん、チームでお互いに足りない部分を補いながらやっていく仕事なので決して力が無ければ出来ないということではありませんが、特に若い人や男性は体力の部分をあてにされがちです。

逆に言うと、力仕事が得意という人はかなり優遇されるかと思います。

自分自身がそうでしたので(^^♪


あとは、明るくて元気がいいというのもかなり重要な要素だと思います。

どんな人だって仏頂面で元気がない人と話すより笑顔で元気がいい人と話をしたほうが気持ちがいいと思いますし、それは認知症の高齢者であっても同じです。

元気が良いと上司や同僚、入居者さんからの信頼を得やすいと思います。

一応、これらのことは本人が元々持っている資質も、もちろんありますが少しの努力や心がけ次第で見に着けることも出来るかと思いますので介護職を目指す(そんな人がいればの話ですが...)のであれば意識すると良いかもしれません。


あとは、わからないことは積極的に人に聞いたりとか、自分で勉強したりするというのもすごく大事だと思います。

例えば、仕事のできない人はわからないことがあっても人に聞かずに自分なりにやってしまって失敗したり他の職員に迷惑をかけたりします。

先に聞いてくれれば良かったのに~と思うことが多々あります。

逆に、仕事を覚えるのが早い、出来る人というのは、年齢関係なく上司や同僚に遠慮せずになんでも聞いてきますし自分でも疑問に思ったことは本を見たりスマホで検索したりして調べたりしてどんどん新しい知識を得ていたりします。


私の職場では70オーバーのパートのおばちゃんでそういう人がいてすごく仕事が出来てその人がいなければ仕事が回らないというくらい周りの信頼も得ています。

疑問に思ったことはどんどん自分で調べて「スマホで調べたらこう書いていたんだけど?」と話をしてきます。

いつもこういう姿勢は見習わなくてはいけないなあと思っています。


それからもう一つ、介護職に向いてる人の特徴として

オン・オフの切り替えがうまい人

ということも言えるかと思います。


私的には介護職は真面目過ぎたり完璧主義だと長続きしないと思っています。

よく介護職は感情労働と言われます。

これは、体を使って働く肉体労働、頭を使って働く頭脳労働に対して、介護は主に感情をコントロールしながら働く仕事だからという事です。


その感情労働としての介護職を続けていく為には真面目過ぎたり完璧主義だったりするとなかなか難しいですよというお話です。

例えば何事も時間通りにきっちりとやりたい完璧主義さんはテキパキと行動する事が出来ない高齢の利用者さんにイライラしたり、手抜きばかりしている同僚職員に批判的な態度をとったりしがちです。

自分の思っている通りに業務が進まないと余計に意地になって頑張ったりするので段々負担が増えていき最終的に潰れてしまいます。

またそういった職員は周りにも疎まれていたりします。

そして真面目過ぎる為に融通がきかず息抜きもできず業務が残れば進んでサビ残をしたり翌日早出したりというタイプの職員も同じく最後には一人で抱えきれなくなりパンクしてしまいます。

上記のいずれのパターンも私は実際にみたことがありますし、自分自身もそういった状態に陥りそうになった経験があります。

真面目なことは良い事ですし与えられた仕事を完璧にこなそうと頑張るのは決して悪い事ではありませんが、それがストレスになってしまったり、融通の効かなさ余裕の無さから利用者さんや同僚職員に嫌われてしまっては仕事に支障をきたしますね。


では、そうならないためにはどうしたら良いのでしょうか?

それが、オン・オフの切り替えなのです。


何事にも優先順位をつけて優先度の高い順に業務を片付けていく、そして何が何でも終わらせるではなく優先度の低いことは明日に回したり、一人で出来ない事は周りを頼るという癖を付けることです。

そして介護職員が1番大切にしなくてはいけないのは業務を片付けることではなく利用者さんに楽しく生活をしていただく事です。

利用者さんとソファーに座りお喋りをしている同僚に「サボってないで片付けでもしなさいよ!」などと思ったり批判したりするのは大きな間違いです。

そんな時は自分も一緒にお喋りに加わり無駄話で盛り上がるくらいの余裕を持たなくてはいけません。

仕事が出来る人は息抜きの仕方も上手ですし業務の優先順位もしっかり持っていて効率的に仕事をこなしていますので一見サボってばかりいるように見えても実は周りの評価が高く利用者さんにも好かれていたりします。

それから仕事が終わって家に帰っても仕事の事ばかり考えているようでは頭も体も休まりません。

オン・オフはしっかりと付ける習慣をつけましょう。


私自身は余裕がなかった新人の頃よく先輩に「趣味を持つと良いよ」とアドバイスをしてもらい、仕事の後や休日は趣味に没頭して仕事を忘れる事で溜まったストレスも解消出来ますし感情の部分をリセットする事が出来ました。

もちろん介護の仕事が好きだというのが1番ですがオン・オフの切り替えを覚えた事もこの仕事を続けられている秘訣なのかもしれません。



とまあ

細かいことを言ったらきりがないんですが介護職は基本的に「相手は生身の人」な仕事ですので結局は

体力があって元気がいい人

これが1番重要なんじゃないかなあと思いますし、これさえあれば他はダメダメな人(自分の事です(>_<))でもなんとか楽しくやっていけるんじゃないかと思っています。


もちろん、資格を取得したり役職を得たりしてどんどんキャリアアップしていきたいという人はプラスアルファの知識や勉強も必要なのかもしれませんね。



それでは、今回はこの辺で

よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪

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