介護 転職 40代未経験からの体験談ブログ

40代から未経験で介護職に転職して6年目のおっちゃんが介護職の体験談を綴ります。40代50代から初めて介護の仕事に就いてみたいと思っている方の参考にしていただければ幸いです。

介護職は精神病むって本当なのかを現役介護員が経験で語る

こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。

 

今回は、「介護職 精神病む」ということについて私の経験を書いてみたいと思います。

 

私は、介護の仕事に就いて5年になりますがこの5年間で精神を病んで辞めてしまった同僚が1人いました。

 

正直言ってその人の事は元々「この人は介護職に向いていないなあ」と思っていました。

 

というのも、その同僚はとにかく性格が内向的で何もかも一人で抱え込んでしまう性格の上に体も弱く病気がち、そして家庭もあまりうまくいっていない状況...

 

その上、おどおどしていてミスも多い上に急に具合が悪くなって休んだり早退したりということも度々あり上司や他の職員からの風当たりも強めでした。

 

という別に介護職でなくてもいずれダメになるだろうと思える人だったのです。

 

介護職に関しては介護福祉士の資格も持っていて経験も豊富にあり仕事もできる方でしたが、その精神的な不安定さはだれが見ても明らかで皆が心配していたのです。

 

と、こんな感じの人ですから最終的には日常生活にも支障をきたすようになってしまったようで休息が必要との病院の診断もあり辞めていきました。

 

今になって改めて考えてみると確かに、この人が精神を病んだのは介護の仕事内容や職場の人間関係なんかもあったのかもしれませんが、それよりも元々持っているその人の性質が原因のような気がします。

 

その性質を一言でいうと「真面目過ぎる」につきます。

 

介護職であれ何であれ、仕事を長続きするためにはある程度の不真面目さや息抜きは必要です。

 

その点、ノー天気な私はいじめやパワハラや貧困や数々のトラブルを乗り越えて楽しく介護職を続けています(^^♪

 

そういう意味で介護職という職業が精神を病むということではなく、病む人は何をやっても病むのではないかと思っています。

 

しかしながら、その辞めた同僚は自分的には結構仲良くしていると思っていた人だったので悩んでいたのに気づいてあげられなかったことや相談してもらえなかったことは結構残念に思っていたり悔やむ気持ちもあります。

 

まあ、あんまり他人のことを心配し過ぎても逆に相手に疎まれることもありますし、その辺は私もまだまだ修行が足りないなあと思ったり、やっぱり人間関係というのは難しいなあと思ったりもしています。

 

また、介護職はある種閉鎖的な世界でもあると思いますし不規則になりがちなシフト勤務でもありますので身体的にも精神的にもバランスを崩しやすくストレスが溜まりやすいという面もあると思います。

 

ストレスで精神的に病んでしまう前の対処方法についての記事もよろしければ見てみて下さい。

 

kaigo40dai.hatenablog.com

 

 

それでは、今回はこの辺で

よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪

 

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介護職のやりがいについて考えてみる

こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。

 

 

今回は、私が考える介護職の「やりがい」について書いてみたいと思います。

 

私が介護の仕事を始める前に色々ネット上で見た話の中に

 

「うちの職場は給料は安いけどやりがいがあるからやっている」というのは嘘だ

 

専門職(プロの仕事)である以上やりがいよりも評価(=給料)が高いところで働くべき

 

というのがありました。

 

元々、フリーランス歴が長かった私としては当時ごもっともと思えた考え方でした。

 

 

しかし、実際に5年間介護の仕事をしてみてその考えは少し変わりました。

 

確かに5年たっても給料は手取り15万足らずの寂しい状況ですし、もっとたくさん給料をもらえる会社や職種もあるのかもしれません。

 

それなのにどうして今の職場で働いているのかと考えるとやっぱり「やりがい」があるというのが大きいのかもしれません。

 

 

これもネットで見かけた話なのですが、人が仕事をするのは、1つはお金(生活)のお為、もう1つは承認欲求を満たすためなのだそうです。

 

承認欲求

 

つまり、介護職は、人に認められたい、褒められたい、感謝されたい、という欲求が満たされる仕事でもあると思うのです。

 

例えば、入居者さんにこの人は色々お世話をしてくれるし話も聞いてくれて頼りになると認められたり、面白いことをやって褒められたり、だんだん仕事に慣れてきて上司や同僚に認められたり。

 

そして何よりも何か入居者さんのお手伝いをさせて頂いた時に「ありがとう」と感謝の気持ちを示していただけると、この仕事を選んで良かったなあと強く思います。

 

これが私にとっては介護職の「やりがい」と感じています。

 

 

まあ他にも行事などの準備を頑張ってそれが盛り上がって成功した時の達成感とか、はじめはなかなか施設に馴染めず内向的だったり反抗的だった入居者さんが心を開いてくれたときなど嬉しいと感じる瞬間が結構あります。

 

 

もちろん何かしらのトラブルや職員同士の人間関係が原因で落ち込んだり辞めたいと思うこともたまにはありますがそれ以上に嬉しいと感じることが多いので続けています。

 

 

確かにお金(給料)の面では物足りないものがありますが...

 

その点は、休日が多い仕事なので(私の職場は月9日)もっとお金が欲しければ休日を活用して副業に取り組むなどして収入を増やすことも可能だと思いますし、休日を利用して勉強をして資格を得てキャリアアップ、収入アップというのも可能だと思います。

 

 

実際に、私の職場でも管理者や役職付きの人は全く違う職種だったり元々は専業主婦だった人がほとんどで未経験から初めて経験を積んで勉強をして1つ1つキャリアアップしています。

 

 

そういう意味では、学歴や前職などは関係なく働くことが出来て未経験から初めても、自分の頑張り次第でキャリアアップ、収入アップしていけるというもの介護職の「やりがい」といえるかもしれませんね。

 

 

それでは、今回はこの辺で

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介護職に向かない人ってどんなひとだろう?と考えてみた

こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。 

 

今日は、40歳から未経験で介護職に転職し5年目の私が「介護職に向かない人」について思っていることを書いてみたいと思います。

 

介護職ってよく人の入れ替わりの多い職業といわれますが実は統計的には長く働いている人が多い職業でもあるそうです。

 

これはどういうことかというとやはり向き不向きが関係しているのかなあ?と思っています。

 

介護職に向いている人(合っている人)は長く続くし、向いていない人(合わない人)はすぐに辞めてしまう、とこれはどの職種でもそうなのかもしれませんが物や機械ではなく生身の人が相手の介護職ではこれが顕著なのかもしれません。

 

 

これまで私の職場ですぐに辞めてしまった人の特徴(あくまで私の主観ですが)をあげてみると

 

・時間にルーズ

・声が小さい(元気がない・暗い)

・体が弱い

・消極的(コミュ障)

・メモを取らない

 

こんな感じの人が多かったように思います。

 

 

例えば、施設の生活はすべて時間で区切られていますので、何時から食事だから今のうちにこれをやっておかなければいけないなどなど時間に追われながらの業務となります。

 

これが時間にルーズな人の場合、だらだらと今しなければいけないことをせずに余計なことばかりやっていて結局時間に間に合わなくなり他の職員に迷惑をかけるということが度々起こります。

 

 

あとは、声が小さかったりなんとなく暗い感じで元気がない人は高齢者と楽しく過ごすことが目的の施設ではなかなか厳しいです。

 

高齢者の方にこの人は声が小さくて何を言っているのかわからんとかこの人と話をしても面白くないと思われてしまっては信頼を得ることが出来ずなにかとスムーズにいかなくなってしまいます。

 

それから介護職は体が資本の仕事ですので当然体の弱い人は厳しいです。

 

広い施設内を1日中走り回ったり、場合によっては高齢者の方を抱えたりしなくてはいけないのである程度の体力は必要ですし、シフト制の仕事では病気がちで休むことが多い人だと他の職員に余計な負担がかかったりします。

 

そして、介護の仕事はいわゆる「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」がすごく大切な仕事ですので消極的(コミュ障)で人にわからないことを聞いたり相談したりというのが苦手な人は業務に支障をきたしますので難しいかと思います。

 

そして、私が今まで5年間働いてきて「全然だめだなこの人」と思う人に共通するのは「メモを取らない」人です。

 

仕事のやり方、業務の内容、入居者の状況など日々チーム内で報告しあって情報を共有しながら仕事を進めていく中でどうしても人間ですから「うっかり」や「忘れてしまう」ということは仕方のないことですが、これは何か指示や報告を受けたらその場でしっかりメモを取っておけば防ぐことが出来るのです。

 

人の命を預かる仕事ですので「うっかり」や「忘れてしまう」ということは極力避けなければいけませんから本当にメモを取るということは大事なんです。

 

よく新人さんには「何回同じことを聞いても良いのでとにかくわからないことは気軽に聞いてくださいね」と話しますが、さすがに同じことを何回も聞かれると「メモとれよ!」とか思ってしまいます(^^♪

 

仕事が出来ない人はほんとうにメモを取らないという印象です。

 

 

と、こんな感じで私が今まで見てきた「すぐに辞めてしまう人」の特徴なのですが、これらは慣れや周りの協力などで改善することも可能な場合もあるので、一概にこういう人はダメ!というわけではありませんが、私の職場に関してはこういう人は1年持たずに辞めてしまいましたので「介護職に向かない人」なのかなと思っています。

 

 

次回は、逆に「介護職に向いてる人」について書いてみたいと思います。

 

 

それでは、今回はこの辺で

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介護職 年収 40代無資格未経験からスタートだとこれくらいです

こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。

 

今日は、40代から未経験で介護職に転職した私の年収について書いてみたいと思います。

 

といっても私が働いている施設は人口数千人ほどの小さな町の事業所で収入的には介護業界の底辺といっても良いかもしれませんのであまり参考にならないかもしれませんが(^^♪

 

まず、近隣の地方都市も含めた求人情報を見てみると介護職の初任給(基本給)は大体13万~15万くらいになるかと思います。

 

まあ、そこから各種手当がつくのですが、色々控除されてると、基本給からマイナス1~2万が手取りと考えても良いかもしれませんね。

 

私の場合、初任給は15万弱という金額で手取りは13万とちょっとだったかと思います。

 

で、ボーナスが年2回で計3か月分もらえるので年収にすると介護職をはじめて1年目は単純計算で225万くらいだったかなあ?と思います。

 

そんな金額で生活できるの?

 

と思う方もいるかもしれませんが、1人暮らしの私の家賃は3万ちょっとですので大体生活の規模は想像できるかと思いますが、それくらい収入があれば十分に生活できますし、マイカーも持ち、ある程度の余暇も楽しみながらわずかばかりの貯金も可能です。

 

ただ月々だとやはりマイナスでボーナスがあるからなんとかやっていけるかなという所ですね。

 

ボーナス万歳です。

 

まあそれから5年を経て、少しずつではありますが昇給もしていますので現在の年収は大体プラス50万くらいで300万弱くらいまで上がっています。

 

介護職の正社員の場合、夜勤手当(これが結構でかい)や急な都合で休んだ職員の穴埋めのための休日出勤もたまに(月1日程度)あったりするので、それが各種保険料や税金などを控除されてもその分の穴埋めになり幾ばくかの年収の底上げにはつながっているのかと思います。

 

あと、扶養家族やお子さんがいる方は、扶養手当、子供手当なども付きますし事業所によっては住宅手当が付くところもありますのでこの辺りでも少し年収にすると変わってくる部分だと思います。

 

それから、私の場合は未経験で無資格からのスタートでしたので最低レベルの基本給からのスタートでしたが、経験があればその分を考慮されて基本給が高くなったり、プラス資格を持っていれば資格手当(事業所によって金額はまちまち)が付きますので年収的には20万~30万程度の上乗せがあるかと思います。

 

ですので初めの5年間は修行期間のつもりでぐっと我慢し節約生活をしながら少しづつ貯金して5年後に介護福祉士の資格を取得して年収アップというのが無資格で介護職をはじめた場合の基本的なステップアップ手順になるのかなという感じです。

 

ただし収入面に関しては地域だったり施設によってかなり違いがありますのでまずは自分が働きたい地域の様々な施設を下調べする事も重要です。

 

例えば私の職場の噂好きのパートのおばちゃん情報によると私が働いている地域の他の事業所ではボーナスカットがあったり福利厚生の部分が契約通りではなかったりという話も聞くことがよくあります。

 

ひどいところでは求人情報自体が誇大広告で実際に入ってみたら言っていた通りの給料をもらえなかったなんて話も聞くことがあります。

 

その点では私が働いている事業所は、この5年間きちんと契約通りの金額をいただけていますし、毎年少しずつですが昇給もしていますので、まともな事業所に就職出来て良かったなあと思っています。

 

介護職の方で今の収入や労働環境に不満を持っている場合は、自分に合った事業所に出会うために積極的に転職をして収入的にも環境的にも良い方向に改善していくことをおすすめします。

 

転職の際は、転職エージェントを活用することで条件的にも環境的にも自分の希望通りの事業所を見つけることが可能です。

 

 私がお勧めしている転職エージェントはこちらにまとめていますのでぜひチェックしてみてください!

 

kaigo40dai.hatenablog.com

 

 

それでは、今回はこの辺で

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介護職の仕事内容~グループホーム介護員の1日

こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。 

 

 

今日は介護職の仕事内容について書いてみようと思いますが、40代から未経験で介護職に転職した私が1番初めに働き始めたのはグループホームという認知症対応型の高齢者施設ですので、そのグループホームの1日の生活の流れと介護員の仕事についてとなります。

 

 

グループホームの1日

 

起床(着替え、洗面、整容、口腔ケアetc...)

朝食

口腔ケア

バイタル測定

体操

生活リハビリ・掃除

昼食

口腔ケア

入浴・生活リハビリ・レクレーション(曜日により)

おやつ

バイタル測定

まったり

夕食

口腔ケア

寝る支度(着替えetc..)

就寝 zzz...

 

とこんな感じです。

 

グループホームの入居者は基本的に認知症の高齢者ですが、認知度的にも身体的にもその状態は様々で

 

身の回りの事は自分でできる方

 

身の回りの事は自分でできるが次に何をしたら良いのかわからなくなることがあるので見守り・声掛けが必要な方

 

身の回りの事は基本的に自分でできるが、不自由な部分もあるので手助け(介助)が必要な方

 

完全に介助がが必要な方

 

と、こんな感じの人たちがいますので都度それぞれの方に合わせたケアをさせていただくという感じです。

 

 

例えば、起床の時には

 

「○○さん、朝ですよ~」

 

と決まった時間に声掛けすれば、ご自身で着替え、洗面、整容、口腔ケアなどなど身支度を済まされる方もいれば

 

「○○さん、朝ですよ~」

 

「着替えしてくださいね~」

 

「口をゆすいで入れ歯をつけてくださいね~」

 

「顔を洗ってくださいね~」

 

という感じでその都度声掛けをしたり見守りが必要な方もいれば、ほぼ寝たきり状態の方で全て介助が必要になる方もいたりします。

 

 

そして、私が働いている施設は調理専門の職員というのがいないので介護員が調理も含めた食事の支度もします。

 

昔は、グループホームでは元気な入居者さんと一緒に台所で料理や洗い物をするということが日常的な光景だったようですが今は衛生面や感染症予防の観点からそういうことは無くなったようですね。

 

そして、グループホーム介護の基本は入居者さんと一緒に楽しく過ごす(寄り添う)ということですので、楽しく会話をしながら一緒に洗濯物をたたんだり、ラジオ体操をしたり、遊んだり、絵をかいたり、塗り絵をしたり、カラオケをしたり、テレビで野球や相撲を見たりしながら1日を過ごします。

 

もちろん、入居者さんの健康管理も大事な仕事の1つですので毎日のバイタル測定や、食事の量や歩行状態などその日の様子をよく見て変化があれば上司に報告するということも必要になります。

 

また、トイレの時に付き添いが必要な方もいれば、こちらで時間毎にトイレ誘導をしなくてはいけない方もいます。

 

週に2回の入浴に関しても、入居者さんの状態により見守り・声掛け・介助を行います。

 

はじめのうちはご自身で体を動かすことが出来ない方(特に体の大きな方)の入浴介助は体力的にも大変でした。

 

 

そして、夜勤者は入居者さんが寝てからも度々巡回をしたり時間を見てトイレ誘導をしたりおむつ(パット)の交換をしたり、なかなか眠れない方の話し相手をしたり、具合が悪い方の対応をしたり、トイレ掃除をしたり施設内をきれいに整頓したり、洗濯をしたりとなかなか忙しくゆっくりできる時間はありません。

 

 

と、こんな感じでグループホーム介護員の1日は、四六時中忙しく動き回って終わります。

 

はじめのうちはなかなか大変でしたが、楽しく過ごすことが基本の場所ですので慣れてくれば自分も毎日楽しく過ごすことが出来るようになりました。

 

まあ、特に家事をしたことがなかったり苦手な男性の場合は大変だと思うかもしれませんが、私の場合は元々母親の手伝いをしたり一人暮らしを始めてからも家事全般は好きで全て自分でやっていましたのでその点ではグループホームという家庭的な施設が合っていたのかもしれません。

 

グループホーム介護員の仕事内容についての体験談については以下のページをチェックしてみて下さい。

 

kaigo40dai.hatenablog.com

 

 

それでは、今回はこの辺で

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