介護職の仕事内容~グループホーム介護員の1日
こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。
今日は介護職の仕事内容について書いてみようと思いますが、40代から未経験で介護職に転職した私が1番初めに働き始めたのはグループホームという認知症対応型の高齢者施設ですので、そのグループホームの1日の生活の流れと介護員の仕事についてとなります。
グループホームの1日
起床(着替え、洗面、整容、口腔ケアetc...)
朝食
口腔ケア
バイタル測定
体操
生活リハビリ・掃除
昼食
口腔ケア
入浴・生活リハビリ・レクレーション(曜日により)
おやつ
バイタル測定
まったり
夕食
口腔ケア
寝る支度(着替えetc..)
就寝 zzz...
とこんな感じです。
グループホームの入居者は基本的に認知症の高齢者ですが、認知度的にも身体的にもその状態は様々で
身の回りの事は自分でできる方
身の回りの事は自分でできるが次に何をしたら良いのかわからなくなることがあるので見守り・声掛けが必要な方
身の回りの事は基本的に自分でできるが、不自由な部分もあるので手助け(介助)が必要な方
完全に介助がが必要な方
と、こんな感じの人たちがいますので都度それぞれの方に合わせたケアをさせていただくという感じです。
例えば、起床の時には
「○○さん、朝ですよ~」
と決まった時間に声掛けすれば、ご自身で着替え、洗面、整容、口腔ケアなどなど身支度を済まされる方もいれば
「○○さん、朝ですよ~」
「着替えしてくださいね~」
「口をゆすいで入れ歯をつけてくださいね~」
「顔を洗ってくださいね~」
という感じでその都度声掛けをしたり見守りが必要な方もいれば、ほぼ寝たきり状態の方で全て介助が必要になる方もいたりします。
そして、私が働いている施設は調理専門の職員というのがいないので介護員が調理も含めた食事の支度もします。
昔は、グループホームでは元気な入居者さんと一緒に台所で料理や洗い物をするということが日常的な光景だったようですが今は衛生面や感染症予防の観点からそういうことは無くなったようですね。
そして、グループホーム介護の基本は入居者さんと一緒に楽しく過ごす(寄り添う)ということですので、楽しく会話をしながら一緒に洗濯物をたたんだり、ラジオ体操をしたり、遊んだり、絵をかいたり、塗り絵をしたり、カラオケをしたり、テレビで野球や相撲を見たりしながら1日を過ごします。
もちろん、入居者さんの健康管理も大事な仕事の1つですので毎日のバイタル測定や、食事の量や歩行状態などその日の様子をよく見て変化があれば上司に報告するということも必要になります。
また、トイレの時に付き添いが必要な方もいれば、こちらで時間毎にトイレ誘導をしなくてはいけない方もいます。
週に2回の入浴に関しても、入居者さんの状態により見守り・声掛け・介助を行います。
はじめのうちはご自身で体を動かすことが出来ない方(特に体の大きな方)の入浴介助は体力的にも大変でした。
そして、夜勤者は入居者さんが寝てからも度々巡回をしたり時間を見てトイレ誘導をしたりおむつ(パット)の交換をしたり、なかなか眠れない方の話し相手をしたり、具合が悪い方の対応をしたり、トイレ掃除をしたり施設内をきれいに整頓したり、洗濯をしたりとなかなか忙しくゆっくりできる時間はありません。
と、こんな感じでグループホーム介護員の1日は、四六時中忙しく動き回って終わります。
はじめのうちはなかなか大変でしたが、楽しく過ごすことが基本の場所ですので慣れてくれば自分も毎日楽しく過ごすことが出来るようになりました。
まあ、特に家事をしたことがなかったり苦手な男性の場合は大変だと思うかもしれませんが、私の場合は元々母親の手伝いをしたり一人暮らしを始めてからも家事全般は好きで全て自分でやっていましたのでその点ではグループホームという家庭的な施設が合っていたのかもしれません。
グループホーム介護員の仕事内容についての体験談については以下のページをチェックしてみて下さい。
それでは、今回はこの辺で
よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪
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