介護 転職 40代未経験からの体験談ブログ

40代から未経験で介護職に転職して6年目のおっちゃんが介護職の体験談を綴ります。40代50代から初めて介護の仕事に就いてみたいと思っている方の参考にしていただければ幸いです。

利用者に嫌われる介護職員・好かれる介護職員

こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。 

 

今回は、利用者に嫌われる介護職員・好かれる介護職員とは、ということについて書いてみたいと思います。

 

私が介護の仕事に就いたばかりのころよく上司に言われた言葉は、「利用者さんに選ばれる介護員になりなさい」ということです。

 

これがどういうことかというと、例えば利用者さんが何か困ったことがあったとしてそれを介護員に訴えようとしたときに「あの人は忙しそうだからやめておこう」「あの人は話を聞いてくれないからやめておこう」と思われるのではなく「この人に頼めば大丈夫」と思ってもらえるような介護員になりなさいということでした。

 

高齢者の方は、基本的に人様に迷惑をかけないように過ごしたいという考えを持っていますのでいつも忙しそうにしていて走り回っているような人には、忙しいのに申し訳ない、どうせあの人は構ってくれない、という考えが先に立ってしまい話しかけ辛いものです。

 

ですので、あまり利用者さんの前では忙しそうなそぶりを見せないように気を付けなくてはいけません、そうすると「あんた暇そうだからちょっと話を聞いてくれ」みたいな感じで頼られることが多くなったりします。

 

 

そして、高齢者は耳が聞こえづらい(耳が遠い)というかたが圧倒的に多いので声が小さい職員は敬遠されがちになります。

 

声が小さくて聞き取りづらい方と話すときは何度も聞き直したりしなくてはいけないので面倒になってしまい、この人とは話をしたくないとなってしまいます。

 

だからと言ってやたらと大声で話すのではなく、私の場合はその利用者さんはどちらの耳が聞こえやすいのかということをしっかり把握したうえでそちら側からなるべく低い声でゆっくりと話しかけるように心がけています。

 

耳の遠い方は、高い声よりも低い声のほうが聞き取りやすいようです。

 

 

それから、これが1番重要な事かもしれませんが、高齢者に限らず人というのはたいていの場合、人の話は適当に聞いているが、自分の話はちゃんと聞いてもらいたいと思っていたりします。

 

ですので、自分の話ばかりをしてくる人よりも話を「うんうん、そうですよね」とよく聞いてくれる人が大好きです。

 

ですので、利用者さんに声を掛けられたときは「今忙しいから後にしてください」なんて絶対に言ってはいけません、ちゃんと立ち止まりきちんと向き合って耳を傾けるように心がけています。

 

 

認知症のお年寄りは短期記憶の低下により物を覚えるのがあまり得意ではありません、だからと言ってどうせすぐ忘れるからという考えで接すると嫌われてしまいます。

 

物を覚えるのが苦手な割には嫌なことはいつまでも覚えていたりしますし、嫌だと思った相手のこともうっすらとかもしれませんがちゃんと覚えています。

 

 

というわけで、以上のことについて上司にも口をすっぱく言われていますし、自分自身も気を付けながら利用者さんと接しています。

 

 

そして、もう1つ利用者さんに好かれるポイントは、適度なスキンシップです。

 

例えば、肩をもんであげたり、握手をしたり、何か冗談を言いながらポンポンと軽く膝に触れたりといった具合です。

 

家族と離れて過ごしている利用者さんはたいていの場合、寂しいという気持ちを心の奥底に抱えていますので、やはり子供や孫世代の介護員とのふれあいを喜びます。

 

そして、時には目が見えづらかったり、見えなかったり、目を閉じたままという利用者さんもおりますのでそういう方に安心していただいて、自分のことを覚えてもらうために手を握るという行為が非常に有効だったりします。

 

これは私の体験談ですがある利用者さんが長期の入院から戻ってきたとき「○○さん、お帰りなさい」と手を握ったら「ああ、この手だこの手だ」喜びながら「ただいま~」と笑顔で言っていただいたことがあります。

 

この時は、本当にうれしくて、介護員をやっていてよかったと心から思いました。

 

 

というわけで、私なりに、利用者さんに嫌われるのではなく「選ばれる」介護職員になるためのコツをまとめてみました。

 

 

それでは、今回はこの辺で

よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪

 

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