こんにちは、40代から未経験で介護職に転職したTUSKです。
今回は、介護施設が利用者を追い出す時はどんな時なのか?ということについて書いてみたいと思います。
これは、その施設によって違いはあるかと思いますが、私が働いている施設についての実例です。
私が働いている施設(グループホーム)は、基本的には看取りはしないという方針で、入所時の契約でもご家族にその旨の説明をしたうえで契約書にも明記はされているようです。
ですので、身体的に介護の範疇ではなくなった(例えば食事をとることさえ難しくなった利用者さん)は病院とご家族を交えて話し合いをしたうえで退所(入院)していただきます。
以上のような例は、実際に結構あるのかと思いますが、レアなパターンとして「もううちでは面倒見切れません~」という感じで利用者さんに退所していただいたことも過去にはありました。
その利用者さん(男性)は、自力での歩行が難しいのに立ち上がることが頻繁にあり転倒のリスクが高くほぼ1日中目が離せない状態で介護員が付きっ切り、さらにその利用者さんが寝付くまでは遅番の職員は帰れないという状況が数か月続きました。
食事の際も、基本的には自力で食べられるのですがもの凄い速さでどんどん食べ物を口に詰め込んでいきしまいには喉つまりしてしまうという状態ですので一瞬たりとも目が離せない状況でした。
しかも暴力的なうえ最終的には女性職員を押し倒すといったセクハラ行為が度々あり、最終的にはご家族に現状を説明し、その状況を実際に1週間ほど見ていただいたうえで医者を交えて話し合いをして、退所していただきました。
この例に関しては、「追い出す」に近かったのかと今考えても思いますが、あの頃は、ほんとに大変だったよね~と今ではすっかり思い出話になっています。
高齢者の介護をするのは楽しいし、やりがいを感じることも多いのですが、負担に感じることも実際にはあるのです。
ある意味、これが介護の現実だと思います。
それでは、今回はこの辺で
よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪
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