こんにちは、介護職歴5年で現在派遣介護員のTUSKです。
今回は、介護職で自分を守る為の辞める辞める詐欺とは?という事について書いて見たいと思います。
介護職に限らずどこの職場にもなにか嫌なことがあったら「もう辞める・・・」と言い出すんだけど実際にはなかなか辞めない人っていますよね?
そういうのを「辞める辞める詐欺」と言いますが、これが慢性的に人手不足の介護業界では案外効果的だったりします。
施設側からしたら本当に辞められては困るので、辞めるという人の要求をある程度聞き入れたり、他の職員よりも優遇したりと引き留める為の対応を取ってきますので格段に今までよりも働きやすい環境を手に入れることが出来たりします。
もちろん、入職したばかりで仕事の出来ないペーペーがそれをやっても「どうぞ辞めて下さい」となりますので、ある程度は仕事が出来て会社に辞められては困ると思われるレベルでなければいけないというのが前提になります。
例えば、私の前職場のヒステリー上司は、部下の職員が日頃の悪行(パワハラ行為)を施設長などに相談し注意を受けると決まって「私は今年いっぱいで辞めるからもう少し我慢して下さい」的なことを言い出すことで、逆に引き留めを受け自分の立場を保持するということを繰り返していました。
引き留めを受けることで、私は必要な人材、私は間違っていない、さらには会社の期待に応えてもっと頑張って部下を教育しなくては、と思うのでしょう。
結果的にそのヒステリー上司は全く態度を改めることなく相変わらず同じポジションに居座り続けています。
そして、もうひとり巧みな辞める辞める詐欺の使い手がいます。
その職員は介護職の経験が長く仕事が出来る上に強いコネがあるので元々優遇されているのですが、なにか自分の思い通りにならないことがあれば「それなら私は辞めさせていただきます」と言い出しその都度自分の立場を強めていくという巧みさでした。
例えば、明らかにその職員のミスにより利用者さんが転倒し怪我を負い事故報告を書かなくてはいけなくなったときも「〇〇さんが怪我をしたのは私の責任ということですか?それなら私は辞めさせていただきます!」と逆ギレをして、結果、事故報告はその場にいなかった上司が代わりに書いたということもありました。
以上のように辞める辞める詐欺の効果は絶大ですので今の職場が働き辛いと感じているかたは1度試してみる価値があるかもしれませんね。
嫌な上司が居ない部署に移動させてもらったり、そこまで都合良くは行かなくてもシフトがなるべく一緒にならないように忖度してくれるくらいの恩恵は受けられるかもしれませんよ。
逆にいうと、辞めたいと思うくらい嫌なことがある職員に対してなんの対処もしてくれない職場であれば我慢して働き続ける意味はないんじゃないでしょうか?
いずれにしても、自分を守る為にこういう方法もあるということは知っておいて損はないと思います。
それでは、今回はこの辺で
よろしければ次回も読んでくださいね~(^^♪
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